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技術

暖房面積

暖房面積

経済的な運転出力とは?

疑問:暖炉で暖をとれるような家に住んでみたい。しかし、実際にどの程度の暖房ができるのでしょうか?

答え:暖房面積は、北海道と九州、秋と冬、RC住宅と木造住宅など、住んでいる地域の暖炉使用時期の平均気温や住宅の断熱性などにより大きく違ってきます。概算で、薪暖炉の発生熱量は、「薪1kgの出力×薪の投入量」で計算できます。しかし、この熱量をすべて暖房に利用できるわけではありません。炉内で発生した単位時間当たりの熱量の一部は、煙突から屋外に排出されます(暖房熱としては利用できません)。ヨツール暖炉の出力と燃焼効率は、「発生熱に占める暖房熱の割合」を示しています。
では定格出力について、車を例に考えてみましょう。たいていの場合、時速200キロで走るより80キロで走るほうが経済的な走行と言えます。つまり、適切なスピードで走ることで燃費は大きく向上します。
ヨツール薪暖炉の定格出力は、燃焼室の大きさ・必要な空気量・薪の含水率と投入量などのバランスの上に成り立つ経済的な運転出力です。この定格出力での運転は、各製品ページに記載されている「薪の投入量/時」を目安にしてください。ヨツールの燃焼効率は、ヨーロッパでもっとも権威があると言われるドイツ工業規格(DIN)に基づいています。また、ヨツールの故郷ノルウェーでは、排気ガスによる大気汚染や、過剰燃焼による火災を防ぐために、次のような厳しい規制も設けられています(下記表を参照)。

薪燃料 暖炉/薪ストーブの定格出力及び最大出力に応じた薪の量(薪 1kg の出力については、下の注を参照)
排気ガス温度 500 ℃未満
壁面の表面温度 定格運転時で 80 ℃未満 最大出力時で 90 ℃未満
床面の表面温度 壁面の表面温度に同じ
暖炉上方にあたる天井の表面温度 壁面の表面温度に同じ
暖炉機器の取っ手の表面温度 定格運転時:取っ手が金属製の場合は 35 ℃未満、陶器製の場合は 50 ℃未満、合成材料または木質の場合は 60 ℃未満(いずれも定格運転時)
暖炉機器の表面温度 定格運転時:350 ℃未満
最大出力時:500 ℃未満
暖炉が排出する暖気温度 [暖炉が暖気循環(対流)システムを有する場合]
定格運転時:80度未満
注)薪は広葉樹にするのが普通ですが、含水率が 25% として 1kg あたりの熱量は 3.9kW(3,354kcal/h)

上記の表からもわかるように、暖炉は定格運転をすることが大切です。最大出力は運転の限界として極力回避すべきで、それは短時間に限って許されるものなのです。最大出力の運転を一定時間継続すると、火災などの危険が発生します。ヨツールの暖炉は定格出力を念頭に置いたものです、したがって最大出力はあくまで参考値とお考えください。

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